日本有機農業学会メールマガジン第051号(2023年12月1日)

2023年12月01日

====================================

□■□      日本有機農業学会メールマガジン        □■□

第051号(臨時号)  2023/12/1

====================================

⊷⊷⊷⊷⊷⊷《 目 次 》⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷

❏ 第24回(大阪)大会 プログラム確定・更新
❏ 新刊書のご案内 小口広太『有機農業:これまで・これから』創森社
❏ 新刊書のご案内 小口広太・アジア太平洋資料センター編著『農の力で都市は変われるか』コモンズ
❏ ‟有機農業”の窓 研究助成募集(田沼グリーンハウス財団)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 第24回(大阪)大会 プログラム確定・更新

個別発表とポスター発表に多数申し込みいただき、ありがとうございました。
個別発表とポスター発表に申し込んだ方で下記プログラムに掲載されていない方がおられましたら、事務局の渡邊芳倫まで大至急ご連絡下さい。
(yuki.gakkai.newsletter [アットマーク] gmail.com)
なお、個別発表とポスター発表の内容は学会ホームページとPeatixに反映されています。

【PeatixのURL】
https://24thannualconference.peatix.com

12月9日(土)〜10日(日)に、摂南大学枚方キャンパス+オンラインのハイブリッド形式で開催する第24回大会のプログラムの個別報告・ポスターまで確定し更新しました。
詳しくはこちら[第24回大会プログラム最終版]をご覧ください。

第24回(大阪)大会の参加申し込み 締め切り迫る!(12月3日24:00)
Peatix(ピーティックス)による参加申し込みと参加費の事前納入をもって参加登録とします。参加申込の締め切りは 12月 3 日(日)24:00です。お早めのお手続きをお願いいたします。
・参加申込フォームはこちら↓
https://24thannualconference.peatix.com

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 新刊書のご案内 小口広太『有機農業:これまで・これから』創森社
(2023年10月)

https://www.soshinsha-pub.com/bookdetail.php?id=433&cate1=01
日本における有機農業の取り組みは、自然農法の実践を含めると80年以上の蓄積があります。ただし、有機農業の実施面積割合を見る限り、大きな展開をつくり出せていません。2021年5月には、農林水産省が「みどりの食料システム戦略」を策定しました。オーガニックビレッジ事業も始まり、地域と有機農業のつながり、有機農業を軸にした食と農のつながりをどのようにつくれるかが模索され始めています。そこで、改めて有機農業の歴史を振り返りながら現在地を確認し、未来を描くヒントになればという思いで本書を執筆しました。小口広太

有機農業の現在地と可能性 序に代えて
【第1章】 有機農業とは何か
【第2章】 有機農業の進捗をめぐって
【第3章】 有機農業の源流と自給・提携
【第4章】 提携の揺らぎと関係性への模索
【第5章】 有機農業の担い手を育てる
【第6章】 有機農業が地域を動かす1:地域に広がる有機農業
【第7章】 有機農業が地域を動かす2:学校給食の有機化
【第8章】 有機農業は広がるか
あとがき

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 新刊書のご案内 小口広太・アジア太平洋資料センター編著『農の力で都市は変われるか』コモンズ(2023年10月)

農の力で都市は変われるか

コロナ禍では、都市の脆弱性があぶり出され、経済成長優先社会から持続可能な社会=脱成長型社会への転換が求められています。田園回帰の動きが強まる一方で、都市の持続可能性、都市に暮らす人びとのライフスタイルに関する議論は、残念ながらあまり見られませんでした。ポストコロナ時代を「都市か、農村か」という単純な二分法で捉えるのではなく、都市もまた持続可能な姿に変わっていく必要があります。本書では、都市農業の現場で生まれる「農の力」「耕す市民」をキーワードに、都市とライフスタイルのポジティブな未来を描きました。小口広太

第Ⅰ部 都市はどこへ向かうのか
【第1章】 日本における都市農業の可能性:東京を事例として/高木恒一
【第2章】 都市農業の過去・現在・未来/小口広太
第Ⅱ部 都市を耕し、暮らしをつくる
【第3章】 耕す力が人を育てる/小島希世子
【第4章】 団地の中に畑がある生活/細越雄太
【第5章】 都市で食と農をつなぐ/青木幸子
第Ⅲ部 これからの都市
【第6章】 街を、人を、畑が導く/髙坂 勝
【第7章】 世界に広がる農の力と都市の再生
1. 香港の都市農業/安藤丈将
2. 世界の連帯経済の現場から:ブラジル:フェイラ・リヴレ(自由の市)の挑戦/田中滋
3.持続可能な未来社会の構築に向けた学校菜園の潜在力:米国カリフォルニア州の公立小学校の取り組み事例か らの考察/山本奈美
【第8章】 農の力で「コモンズ」を取り戻す/小口広太

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
❏ ‟有機農業”の窓 研究助成募集(田沼グリーンハウス財団)
当財団は、幅広い視点・知見からの「食と健康」、「食とホスピタリティ」に関する研究に対し助成金を交付し、わが国の食文化・食産業の発展を促進し、食を通した健康増進によりより良い社会の創造に寄与することを目的として、株式会社グリーンハウスの田沼千秋を理事長に選出して、2018年に設立されました。

研究助成活動については、毎年多くの応募をいただき、助成を実施しております。

今年度も以下の通り研究助成を行いますので、奮ってご応募いただきたく、お願い申し上げます。
詳しくはこちら[募集要項]をご覧ください

………………………………………………………………………………………………
❖発 行:日本有機農業学会
❖事務局:福島大学 食農学類 渡邊芳倫研究室内
〒960-1296 福島県福島市金谷川1
E-mail yuki_gakkai  [アットマーク]  yuki-gakkai.com
❖編集・送信:林薫平(事務局長)・渡邊芳倫(事務局次長)

メールアドレス・住所・所属など個人情報の変更、メールマガジンへの情報掲載のご依頼(毎月10日締切)、その他お問い合わせは、上記までメールでご連絡ください。

❖年会費の振込先:郵便振替口座/00930-5-155607 加入者名/日本有機農業学会