第22回 日本有機農業学会大会・総会(2021.12.4/5)

2021年09月22日

1.期  間

2021年12月4日(土)〜12 月5日(日)

 

2.開催校

茨城大学

 

3.内  容

3.1 第22回大会は、大会特設ウェブサイトおよびZoom 会議室を利用したリアルタイムのライブ配信方式で開催します。前回のような報告の事前録画・事前視聴は行わず、報告と質疑・討論はすべて大会期間中に行います。またポスター発表については、オンライン方式では個別口頭報告との区別が難しいことから、ポスター発表は行わないことにしました。

3.2 参加登録をした人だけが、大会特設ウェブサイトにログインでき、Zoomによる各会場(ミーティング)に出入り自由で参加できるとともに、報告資料などにアクセスすることができる形にいたします。ログイン時に共通のパスワード入力を求めることにします。

3.3 本大会の参加費は、会員・非会員ともすべてPeatixを利用した事前納入とし、参加費納入確認をもって参加登録とします。参加費および事前納入・参加登録方法は以下の通りです。

3.4 今大会では発表要旨集は印刷せず、PDFファイルで配布します。

 

4.大会までのスケジュール

• 発表申込(報告タイトル、氏名、所属)期限  10月31日(土)
現在受付中です。
報告タイトル、氏名、所属をご記入の上、事務局までメールをお送りください。

• 発表要旨の提出期限  11月15 日(日)
現在受付中です。
要旨の書式は、こちらよりダウンロードし、事務局までメールをお送りください。

• 参加申込の登録期限  11月30日(火)
Peatixにより現在受付中です。
申込はこちらからお願いします。

 

5.大会のプログラム

《開催趣旨》

いま、有機農業学会の真価が問われている!

2021年の第 22 回大会は茨城大学を開催校として、昨年に引き続きオンラインで開催します。本文を執筆時点(10月中旬)では、コロナウイルスの感染拡大の第5波が収束傾向ですが、第6波の阻止へ向けた対応が引き続き求められています。
今年5月に農水省が発表した「みどりの食料システム戦略」は、農林水産業のゼロエミッション化、化学農薬のリスク換算50%削減、化学肥料30%削減、有機農業の栽培面積を全体の25%(100万ha)へ拡大などを掲げています。この施策には、いままで有機農業に取り組んできた農家や団体、研究者を中心に大きな議論を巻き起こしています。この戦略を単なる絵空事にすることではなく、農業の環境への負荷を下げようという国際的な動きと連動しながら、しっかりとした地域農業を持続させていくために、いまある農業の転換を促す取り組みへとつなげていく必要性があります。ここでは、有機農業のもつ持続可能性について科学的に検討してきた有機農業学会の活躍がますます期待されています。
今大会では、オンライン開催ではありますが、茨城の有機農家の方の取り組みや県行政の取り組みなど紹介させていただき、また、学会員の皆さまから日頃の研究成果のご報告をいただき、地域におけるよりよい食と農のシステムづくりについて、有機農業学会の皆様と議論し、経験を共有させていただければ幸いです。コロナ禍のなかで生み出されつつある新しい動きの中で、有機農業のもつ魅力や役割が大きく飛躍するために今必要なことを一緒に考えていきたいと思います。

日本有機農業学会 第 22回大会実行委員会
委員長 小松﨑将一

《プログラム》
12月4日(土)

時刻事項
13:00開会
13:00~13:30開会セレモニー(会長挨拶、開催校挨拶、大会の進め方の説明)
13:30~15:30全体セッションI 農医連携と有機農業(2時間)

【趣旨】

「農医連携」を現代的な背景でとらえた場合、過去には、代替医療と代替農業、重金属、生活習慣病と機能性食品、食品の安全性、動植物によるセラピー、腸内環境、伝染性疾病、地球温暖化などがテーマとして取り上げられてきました。本セッションでは、人間が生きていく糧を得るための必要な農業、その中でも、化学合成資材への依存度を積極的に減らして行われる有機農業・自然農法の営みやその農産物が人間の健康や人間を取り巻く環境といかに関わっているのか、さらに今後どのような関わりをもっていくべきなのか、という点から「農医連携」を考えます。

【進行】

(1) 趣旨説明    座長:加藤孝太郎(公益財団法人 農業・環境・健康研究所)

(2) 話題提供

①「農医連携の哲学―医学哲学・農学原論からの自然農法の再考―」

杉岡良彦(信貴山病院グループ 上野病院)

②「農医連携とアレルギー疾患」

西村鉄也(横浜栄共済病院)

③「窒素循環から見た健康な食と有機農業の密接な関係」

江口定夫(農研機構 農業環境研究部門)

④「有機・自然農法の農産物や家庭菜園を導入した認知症ケアの事例紹介」

工藤美弥(有限会社トゥインクル・ライフ)

(3) 総合討論

15:30~16:00休憩
16:00~18:00全体セッションII 生物多様性保全と有機農業(2時間)

【趣旨】

生物多様性の喪失や気候変動が深刻化し、SDGsや環境を重視した国内外の動きが加速しています。こうした状況の中で、有機農業がもたらす生物多様性保全や地球温暖化防止等への効果が注目されている。2021年5月には、耕地面積に占める有機農業の面積を25%に拡大することを盛り込んだ「みどりの食料システム戦略」が策定された。
本セッションでは、どのようにして生産者や消費者の理解を得ながら有機農業をはじめとした生物多様性に配慮した農業を広めたらよいのか考える。このような農業を拡大するために重要となる、推進に向けた仕組みづくり、有機農業と生物多様性の関係についてのエビデンス、生産現場での取り組み、「ナッジ」による有機農産物の消費拡大についての報告をもとに検討する。

【プログラム】

(1)趣旨説明      座長:尾島一史(農研機構 西日本農業研究センター)、

西村いつき(兵庫県農政環境部)

(2)話題提供

①「生物多様性に配慮した農業の推進に向けた仕組みづくり」(仮)

大久保悟(農研機構 農業環境研究部門)

②「エビデンスから考える有機農業と生物多様性の関係」(仮)

片山直樹(農研機構 農業環境研究部門)

③「生きものを育む農業を目指して~宮城県・大崎耕土の取り組み~」(仮)

舩橋玲二(NPO法人田んぼ)

④「「ナッジ」と有機農産物の購買行動」(仮)

佐々木宏樹(農林水産省農林水産政策研究所)

(3) 総合討論

18:30~20:00バーチャル懇親会(詳細は検討中)

 

12月5日(日)

時刻事項
9:00~10:30個別発表
10:30~12:00地域セッション 農業大国いばらきの有機農業拡大・振興への挑戦(1時間30分)

【趣旨】

全国第3位の農業生産額をほこる茨城においては、多様な有機農業生産者の取り組みがあるが、現状では県内農地の0.6%にとどまっている。本地域セッションでは、茨城県における有機農業の推進・拡大に向けて、いま、何が必要なのか議論を深めたい。

【プログラム】

(1)趣旨説明      座長:小松﨑将一(茨城大学)

(2)話題提供

①茨城県の有機農業の取り組み(講師は調整中)

②地域の有機農業の取り組み(農家4名ほどの事例報告を予定)

(3) 総合討論(コメンテーターは調整中)

12:00~13:00昼食休憩
13:00~14:30総会(Zoomを使ったライブ方式)
14:30閉会(閉会挨拶)

 

以上