日本有機農業学会メールマガジン第030号(2022年4月28日)

日本有機農業学会メールマガジン第030号(2022年4月28日)
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□■□ 日本有機農業学会メールマガジン □■□
第30号 2022/4/28
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❏ ロシア軍のウクライナ侵攻に反対する学会員有志による声明
❏ 第4回 有機米生産システム国際シンポジウム(2023年9月・東北大学)開催決定のお知
らせ(第1報)
❏ 学会誌『有機農業研究』の投稿規定・執筆要領の改定のお知らせ
❏ “有機農業”の窓 / 「みどりの食料システム戦略」に関連して、通常国会衆院農林水産
委員会での谷口会長参考人発言および会員が関わった刊行物のお知らせ
※「“有機農業”の窓」は学会事務局に送られてきた広報依頼について、会員の皆様にとって有益と判断した
情報を掲載しております。
※※ 本号の発行が通常の毎月15日から大幅にずれたことお詫び致します。今後、編集・発行体制を補充
し、15日の発行に努めます。改めまして、その前提で、毎月10日までに、掲載希望情報をお寄せいただき
ますようお願い致します。(事務局長・林)
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❏ ロシア軍のウクライナ侵攻に反対する学会員有志による声明
ロシア軍のウクライナ侵攻に反対する声明をメールマガジン前号(29号)で会長声明として発
出し、その後、賛同する会員から賛同の意向をいただきました。同一文により、会員有志によ
る声明として改めて発出します。
ロシア軍のウクライナ侵攻に反対する声明
有機農業は土と人間を含むすべての生きものの命と健康を持続させる農業です。有機農業を研
究・実践する私たちは、すべての人間と生きものの命が尊ばれる平和な社会を希求していま
す。それゆえ、人間同士を殺し合わせ、暴力で問題を解決しようとするあらゆる戦争を憎みま
す。その観点から、ロシア政府によるウクライナへの軍事的侵略行為を絶対に許すことはでき
ません。ロシア政府は直ちに停戦し、ロシア軍をウクライナから撤退させるように強く要求し
ます。また、ロシアの人びとを含めて、この戦争に反対する全ての人びととの連帯の意思を表
明します。

2022年4月3日
日本有機農業学会 有志一同(谷口吉光・[以下順不同] 相川陽一・尾島一史・小野剛志・鴨下
顕彦・菊地牧恵・小松﨑将一・斎藤 昭・澤登早苗・関根佳恵・林 薫平・秡川信弘・横田茂
永・Raymond Epp)
Statement against the Invasion of Ukraine by Russian Forces
Organic agriculture is an agriculture that sustains the life and health of the soil and all
living things, including humans. As researchers and practitioners of organic
agriculture, we seek a peaceful society in which the lives of all people and all living
things are respected. Therefore, we abhor all wars which force people to kill each
other and try to solve problems with violence. From this point of view, we absolutely
cannot tolerate the Russian government’s military aggression against Ukraine. We
urge the Russian government to immediately ceasefire and withdraw Russian troops
from Ukraine. In addition, we express our solidarity with all those who oppose this
war, including the Russians.
April 3, 2022
Volunteer member of the Japanese Society of Organic Agriculture Science
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❏ 第4回 有機米生産システム国際シンポジウム(2023年9月・東北大学)開催決定のお知
らせ(第1報)
添付チラシのように、「第4回 有機米生産システム国際シンポジウム」の開催が決定しまし
たので、第1報としてお知らせします。
日時 2023年9月4日(月)~9月7日(木)
場所 東北大学大学院農学研究科(青葉山コモンズ)
有機米に関わる世界の研究者、生産者、加工流通業界などの関係者の交流を培い、①今日の有
機米生産システムに関する実践知を収集、➁イノベーションの発掘や阻害要因の特定、③品質
や健康、環境への影響の評価、④有機米生産に関する国際的なイノベーションネットワークの
構築、⑤有機農業のスケール転換への貢献を目的としたシンポジウムです。
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❏ 学会誌『有機農業研究』の投稿規定・執筆要領の改定のお知らせ
学会誌『有機農業研究』の投稿規程・執筆要領に下記の改定を行いました。ホームページ上で
ご確認いただけます。

投稿規程・執筆要領


(1)「執筆要領」の(提出原稿の書式)の項目に関して、下記のように、ポイントを修正し、
フォントを指定しました。
「(提出原稿の書式)提出する原稿は,MS-Word により作成し,A4 版縦置き,40 字
×40 行,1 段,マージン(余白)は上下左右各3cm, 文字の大きさは10.5 ポイント、フォン
トはMS明朝とする.頁及び行番号を挿入すること.」
(2)同じく「執筆要領」の(原稿の分量)の項目で、超過があった場合の記載を下記のように
追加しました。
「…つぎのページ数を超えないようにする.編集委員会がとくに認める場合はこの限りではな
いが,超過ページ数に応じた追加の投稿料(掲載料)が必要となる(2022年12月1日以降投
稿の総説,論文,調査論文,技術論文に関して).下記の編集規定の(投稿料)を参照.」
(3)編集規定の「投稿料」について、超過があった場合の記載を下のように注記しました。該
当するのは、「総説」「論文」「調査論文」「技術論文」です。
「総説・論文・調査論文・技術論文で,規定のページ数を超過した投稿に関しては,超過1ペ
ージあたり6,000円がかかる.」
改定は2022年4月3日付です。(1)は即時有効とし、(2)(3)は記載しているように本年12月1日
の投稿分から適用します。
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❏ “有機農業”の窓 / 「みどりの食料システム戦略」に関連して、通常国会衆院農林水産
委員会での谷口会長参考人発言および会員が関わった刊行物のお知らせ
2021年5月に農林水産省が策定した「みどりの食料システム戦略」の実現・具体化に向け
て、第208回通常国会に「環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業
活動の促進等に関する法律案及び植物防疫法の一部を改正する法律案」が提出され、3月末に
衆議院で可決され、本メールマガジン発行時点で、参議院の審議に付されています。
3月24日、衆議院農林水産委員会で本法案が審議された際に、本学会の谷口吉光会長が参考人
として発言しましたのでご参照ください。
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=53850
また、本学会の会員の関わった、同戦略に関連する近刊の刊行物に下記のものがありますので
併せてご参照をお願いします。
●(公財)生協総合研究所『生活協同組合研究』2022年3月号「持続可能な農業―みどりの食
料システム戦略と有機農業」特集号(谷口吉光会長が寄稿)
https://ccij.jp/book/kenkyu_20220225_01.html
● 農林統計協会『日本農業年報67 日本農政の基本方向をめぐる論争点―みどりの食料システ
ム戦略を素材として』(石井圭一理事が編集に参加)
https://www.gov-book.or.jp/book/detail.php?product_id=370502
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❖発 行:日本有機農業学会
❖事務局:福島大学 食農学類 林薫平研究室内
〒960-1296 福島県福島市金谷川1
E-mail yuki_gakkai [アットマーク] yuki-gakkai.com
❖編集・送信:林薫平(事務局長)
メールアドレス・住所・所属など個人情報の変更、メールマガジンへの情報掲載のご依頼(毎
月10日締切)、その他お問い合わせは、上記までメールでご連絡ください。
2022/05/27 22:31 福島大学 農学群 メール – 日本有機農業学会メールマガジン第030号(2022年4月28日)
❖年会費の振込先:郵便振替口座/00930-5-155607 加入者名/日本有機農業学会