===================================
□■□ 日本有機農業学会メールマガジン □■□
第061号 2025/2/19
===================================
⊷⊷⊷⊷⊷⊷《 目 次 》⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷
❏ 新刊書のご案内
※「‟有機農業”の窓」は学会事務局に送られてきた広報依頼について、
 会員の皆様にとって有益と判断した情報を掲載しております。
 ❏ ‟有機農業”の窓:【教員公募 広島修道大学】のお知らせ
 ※「新刊書のご案内」は学会事務局に送られてきた会員の新刊書等を掲載しております。
 随時、掲載依頼を受け付けておりますので、著者ご自身で紹介文をお送り下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ❏ 新刊書のご案内
◇関根 佳恵, 関 耕平 (編著) 『アグロエコロジーへの転換と自治体─生態系と調和した持続可能な農と食の可能性』、自治体問題研究所、2024年10月、A5判、252頁、2750円(税込)
 →アグロエコロジーへの転換と自治体─生態系と調和した持続可能な農と食の可能性 | 書籍 | 自治体問題研究所(自治体研究社)
農と食の危機打開にどう向き合うか!
 生態系と調和した持続可能な農と食のあり方として、世界中から注目されているアグロエコロジー。
 この農と食のシステムに関する科学・実践・社会運動の広がりを紹介し、
 四半世紀ぶりに改正となった日本の「食料・農業・農村基本法」も分析。
 併せてフランスの有機給食と公共調達、JAの有機農業、各地で展開されているアグロエコロジーの実践事例を紹介し、食の民主主義を展望。(自治体問題研究所HPより転載)
第1章 気候危機克服とアグロエコロジーへの転換 ー「生態系といのちの営み」に寄りそう社会を足もとからー
 第2章 アグロエコロジーをめぐる国際的潮流 ー国連、市民社会、欧米の動向と日本への示唆ー
 第3章 食と農の危機打開に向けて ー新基本法を問うー
 第4章 酪農が直面する課題と未来 ー食の民主主義を展望するー
 第5章 有機農産物を学校給食に届けよう ーフランスの公共調達改革ー
 第6章 アグロエコロジーの実践を地域から ー島根県の事例をもとにー
 コラム 里山でサステナブルな社会づくりの担い手を育む
 第7章 JAによる有機農業の取り組み
 第8章 北海道酪農のアグロエコロジーへの挑戦
 第9章 中山間地域における有機農業の広がりと農業後継者育成の可能性 ー岐阜県白川町ゆうきハートネットの事例ー
◇林公則著 『農業を市場から取り戻す』、日本経済評論社、2024年01月、四六判、208頁、3520円(税込)
 →日本経済評論社 – Books
苦境に立つ有機農業・地域農業を、「フライカウフ」という概念や地域通貨の考え方を用いて、
 みんなで回していく革新的な方法を紹介。
 有機農産品を食べるには、高いお金を払うしかないのか。
 社会への貢献度が高いほどままならない「みんなのための農業」を地域で実現していくために。
 ヨーロッパを中心に先進的な取り組みを紹介。(日本経済評論社HPより転載)
プロローグ  フライカウフ(自由を買う)という発想――みんなのためになる農業へのてがかり
 第一章 貨幣のフライカウフ――キームガウアー
 第二章 農地のフライカウフ――ビオ農地協同組合
 第三章 農産品のフライカウフ――連帯農業
 第四章 種苗のフライカウフ――種苗基金
 エピローグ みんなのためになる農業におけるフライカウフの意義
 補論 金融経済と小規模有機農業――スローマネー
◇『季刊 農業と経済 2024秋』、英明企画編集株式会社、2024年11月、A5判、240頁、1700円+税
 →季刊『農業と経済』2024年秋号(90巻4号) | eimei-hp
■特集  本気の有機農業「25%」実現にむけて──思考、技術、システム転換
 ……秋津元輝+松平尚也+宮浦理恵+中村貴子  責任編集
2021年の「みどりの食料システム戦略」で2050年までに有機農業の実践面積を全耕地の25%にする目標が掲げられて以降、有機農業への関心が高まっている。
 しかし実際に実現する方途について、明確なイメージが共有されているとは言い難い。
 本特集では、日本の有機農業や自然循環型農業の豊かな歴史のなかで培われてきた思考や技術を継承しつつ、
 現代的・世界的な課題や論点も踏まえたうえで、農と食からの社会システム転換および消費側の意識改革の必要性を含めて、「本気」の有機農業の拡大について検討する。(英明企画編集株式会社HPより転載)
 当学会の会員も多数、執筆しています。ぜひご一読ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ❏ ‟有機農業”の窓:【教員公募 広島修道大学】のお知らせ
 広島修道大学では農学部(仮称)の2027年4月開設を予定しており、
 それに伴い以下の科目の担当教員を公募することとなりました。
 詳しくは下記URLの該当箇所をご確認ください。
担当科目:「食農データ分析論」
 採用時期:2027年4月1日
 応募締切:2025年3月7日(金)必着
 URL→https://www.shudo-u.ac.jp/koubo/20241217-6.html
担当科目:「食農マーケティング論」、「農業ビジネス論」
 採用時期:2028年4月1日
 応募締切:2025年3月7日(金)必着
 URL→https://www.shudo-u.ac.jp/koubo/20241217-7.html
担当科目:「農業政策Ⅰ」、「農業政策Ⅱ」
 採用時期:2028年4月1日
 応募締切:2025年3月7日(金)必着
 URL→https://www.shudo-u.ac.jp/koubo/20241217-8.html
………………………………………………………………………………………………
 ❖発 行:日本有機農業学会
 ❖事務局:SOUBUN.COM ソウブン・ドットコム内
 〒116-0011 東京都荒川区西尾久7-12-16
 E-mail:yuki_gakkai [アットマーク] soubun.org
 ❖編集・送信:林薫平(事務局長)・渡邊芳倫(理事)
メールアドレス・住所・所属など個人情報の変更、メールマガジンへの情報掲載のご依頼(毎月10日締切)、
その他お問い合わせは、上記までメールでご連絡ください。
❖年会費の振込先:郵便振替口座/00930-5-155607 加入者名/日本有機農業学会