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□■□ 日本有機農業学会メールマガジン □■□
第064号 2025/7/10
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⊷⊷⊷⊷⊷⊷《 目 次 》⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷
❏ 電子ジャーナル化に関するアンケートのお願い(再告)
❏ 学会賞候補者の推薦依頼について
❏ 第26回(静岡)大会+有機農業研究者会議の開催地・日程決定
❏ ‟有機農業”の窓:①【日本学術会議 公開シンポジウム「Soil Healthとは? 土壌の健康の理解・維持向上・共有」】のお知らせ
②【一般財団法人日本土壌協会 土づくり推進フォーラム】のお知らせ
❏ 新刊書のご案内
※「‟有機農業”の窓」は学会事務局に送られてきた広報依頼について、会員の皆様にとって有益と判断した情報を掲載しております。
※「新刊書のご案内」は学会事務局に送られてきた会員の新刊書等を掲載しております。随時、掲載依頼を受け付けておりますので、著者ご自身で紹介文をお送り下さい。
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❏有機農業研究誌の電子ジャーナル化に関するアンケートのお願い
有機農業学会理事会
提案内容
現在、郵送でお届けしている紙媒体の学会誌を廃止し、オンラインジャーナル化を検討しています。これにより、会員の皆様は学会誌をオンラインでダウンロードし、全文情報にアクセスできるようになります。また、掲載論文は従来通り J-STAGE で公開し、会員以外にも研究成果を広く発信していきます。
提案の背景
第13期理事会では、学会活動の充実と理事の業務負担軽減を目的として、学会事務の一部を外部委託する方針を決定しました。これにより、理事の皆様が研究に専念できる環境を整え、有機農業研究のさらなる活性化を目指しています。その一方で、学会運営の効率化も求められており、学会誌の電子ジャーナル化は、会員の皆様にとってより手軽に学会誌を活用できる環境を提供すると同時に、経費削減にも寄与するものと考えています。しかし、製本された学会誌を希望される会員の方もいらっしゃるかと思います。そこで、本学会誌の電子ジャーナル化に関して、会員の皆様のご意見をお伺いするため、アンケートを実施することといたしました。ぜひ、ご協力をお願いいたします。
アンケート調査について
調査期間:2025年3月15日~7月31日(期間延長しました)
調査方法:無記名回答
調査内容:「有機農業研究」の電子ジャーナル化に関するご意見
(電子ジャーナルダウンロード可能、冊子希望、その他の中から選んでください)
以下のフォームからご回答お願いいたします。
https://forms.gle/ds3jp16kwn55SUcR9
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❏ 学会賞候補者の推薦依頼について
日本有機農業学会
日本有機農業学会では「日本有機農業学会学術賞」「日本有機農業学会学術奨励賞」「日本有機農業学会実践賞」の候補者の推薦 (自薦,他薦)を受け付けています。
募集は毎年9月下旬を締め切りとして学会賞選考委員会にて選考いたします。
それぞれ所定の様式により推薦書を作成の上、学会賞選考委員長あてお送りください。
1年以上継続して当会に所属している会員を推薦の対象といたします。
〇「日本有機農業学会学術賞」
有機農業研究について特に顕著な研究業績
〇「日本有機農業学会学術奨励賞」
有機農業研究について40歳未満の会員による優れた研究業績
※本候補者は受賞年度4月1日で満39歳以下を対象としておりますので生年月日を必ず記入してください。
〇「日本有機農業学会実践賞」
生産・流通活動、技術・普及活動、出版・啓発活動など有機農業の発展に資する顕著な実践
※応募書類等は原則として返却いたしません。
応募書類送付先:〒116-0011 東京都荒川区西尾久7-12-16
ソウブン・ドットコム内日本有機農業学会事務局 学会賞選考委員長宛て
Eメール:yuki_gakkai [アットマーク] soubun.org
締め切り:2025年9月1日(月)
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❏ 第26回(静岡)大会+有機農業研究者会議の開催地・日程決定
本年は、有機農業学会大会と有機農業研究者会議を合同で開催し、有機農業の研究と生産現場(農家)との連携を一層深める機会といたします。
開催日:2025年12月5日(金)~7日(日)
場所:静岡県立農林環境専門職大学および現地見学(静岡県内)
スケジュール(変更の可能性あり)
5日(金)午後 現地見学
6日(土)午前 学会+研究者会議セッション、午後 地域セッション
7日(日)午前 個別報告、午後 全体セッション
参加方法やスケジュールの詳細は次号に掲載いたします。
ふるってのご参加お願いいたします。
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❏ ‟有機農業”の窓:①【日本学術会議 公開シンポジウム「Soil Healthとは? 土壌の健康の理解・維持向上・共有」】のお知らせ
日時:2025年7月26日(土)10:00 ~ 17:00
場所:日本学術会議講堂(東京都港区六本木 7-22-34) および Zoomウェビナー
申し込み不要:現地参加 約300名、オンライン参加 500名(どちらも当日先着順)
司会:川東 正幸(東京都立大学大学院都市環境科学研究科 教授)
10:00-10:15 挨拶・趣旨説明
開会挨拶 犬伏 和之(東京農業大学応用生物科学部 教授・千葉大学 名誉教授)
主催者挨拶 信濃 卓郎(北海道大学大学院農学研究院 教授)
趣旨説明 波多野 隆介(北海道大学 名誉教授)
10:15-11:45 第1部 「土壌の健康とは?」
『今なぜ土壌の健康なのか? 期待と課題』
藤井 一至(福島国際研究教育機構 土壌ホメオスタシス研究ユニット長)
『土壌健康の向上と気候変動緩和が連携する持続可能な土壌管理 ―大学農場における長期畑輪作栽培が示す知見―』
小松﨑 将一(茨城大学農学部附属国際フィールド農学センター 教授)
『水田微生物がもたらす土壌の健康』
犬伏 和之(東京農業大学 教授・千葉大学 名誉教授)
『生態学からソイルヘルスへの期待』
北島 薫(京都大学大学院農学研究科 教授)
討論
座長 山口 紀子(農研機構農業環境研究部門 グループ長)
11:45-13:20 休憩
13:20-15:05 第2部 「土壌の健康を向上させるイノベーション」
『不耕起草生栽培の科学』
金子 信博(島根大学 客員教授・横浜国立大学 名誉教授・福島大学 名誉教授)
『土壌の健康を支える土壌の構造』
中塚 博子(東京農業大学農学部 准教授)
『日本や東南アジアの水田土壌の肥沃度変化と土壌の健康』
矢内 純太(京都府立大学大学院生命環境科学研究科 教授)
『バナナプランテーションにおける土壌病害』
渡辺 京子(玉川大学農学部 教授)
『農業土壌微生物アトラスの構築と生物因子から見た農業土壌健康度』
竹山 春子(早稲田大学理工学術院 教授)
討論
座長 信濃 卓郎(北海道大学大学院農学研究院 教授)
15:20-16:50 第3部 「土壌の健康を共有するために」
『米国における Soil Health の取り組み』
水田 勝利(ケンタッキー大学土壌植物学科 准教授)
『EUにおけるSoil Healthの取り組み』
Bellingrath 木村 園子 Dorothea(ZALF土地利用およびガバナンス領域長・フンボルト大学ベルリン生命科学学部農学園芸科 教授)
『小学校教育における「土」の認識』
森 圭子(埼玉県立川の博物館学芸 グループリーダー)
『Soil Healthに向けた社会的合意のための土壌倫理』
太田 和彦(南山大学総合政策学部 准教授・総合地球環境学研究所客員 准教授)
討論
座長 若林 正吉(農研機構農業環境研究部門 主任研究員)
16:50-17:00 閉会挨拶
小﨑 隆(京都大学 名誉教授・愛知大学国際問題研究所 名誉教授)
詳細・ZOOMウェビナーへのリンクもこちらから→公開シンポジウム「Soil Healthとは? 土壌の健康の理解・維持向上・共有」|日本学術会議
❏ ‟有機農業”の窓:②【一般財団法人日本土壌協会 土づくり推進フォーラム】のお知らせ
日時 令和7年8月7日(木) 13:30~16:45
場所 「日比谷図書文化館」 地下1階 大ホール
東京都千代田区日比谷公園1番4号(最寄駅:霞ヶ関駅、内幸町駅、新橋駅)
テーマ『有機農業推進のための土づくりの現状と将来展望』
演題と講師
①有機農業推進のための土づくり
島根大学 生物資源科学部 客員教授 金子 信博 氏
②秋まき小麦の有機栽培における安定生産技術
北海道立総合研究機構 中央農業試験場 主査 小谷野 茂和 氏
③土壌診断に基づいた土壌生物を活かす土づくり
安芸の山里農園 はなあふ 代表 森 昭暢 氏(土壌医)
④ラズベリーの有機栽培に向けた土づくり
秋田県東京事務所 あきた売込み課 加藤 はなゑ 氏(土壌医)
コーディネーター
東京大学 名誉教授 (一財)日本土壌協会 会長 松本聰 氏
※申込締切7月30日(水)
詳細はリンク先をご覧ください。→https://soil-forum.net/event.html
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❏ 新刊書のご案内
◇日本大学生物資源科学部国際地域研究所監修 『日韓台における有機農産物のフードシステム』 筑波書房、2025年4月、A5判 219頁、2,800 円+税→https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784811906966
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❖発 行:日本有機農業学会
❖事務局:SOUBUN.COM ソウブン・ドットコム内
〒116-0011 東京都荒川区西尾久7-12-16
E-mail:yuki_gakkai [アットマーク] soubun.org
❖編集・送信:林薫平(事務局長)・渡邊芳倫(理事)
メールアドレス・住所・所属など個人情報の変更、メールマガジンへの情報掲載のご依頼(毎月10日締切)、その他お問い合わせは、上記までメールでご連絡ください。
❖年会費の振込先:郵便振替口座/00930-5-155607 加入者名/日本有機農業学会