第015号(2021年05月15日)

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□■□      日本有機農業学会メールマガジン        □■□

第015号  2021/05/15

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❏ 公開シンポジウム「今なぜ、有機学校給食なのか?―国内外の事例から考える―」のお知らせ
❏ “有機農業”の窓 / 有機農業参入促進協議会:「土づくりと新規就農への道を考える」オンラインセミナーのお知らせ
❏ “有機農業”の窓 / ムーンショット型農林水産研究開発事業:『土壌微生物叢アトラスに基づいた環境制御による循環型協生農業プラットフォーム構築』キックオフシンポジウムのお知らせ
❏ “有機農業”の窓 / people21・武谷三男史料研究会・ゲノム問題検討会議・DNA問題研究会:「福島県の漁業の復興と汚染水処理問題」シンポジウムのお知らせ
※「“有機農業”の窓」は学会事務局に送られてきた広報依頼について、会員の皆様にとって有益と判断した情報を掲載しております。

 

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❏公開シンポジウム「今なぜ、有機学校給食なのか?―国内外の事例から考える―」のお知らせ

趣旨
学校給食に有機米や有機野菜を使う有機学校給食(オーガニック給食)に対する関心が高まっています。その背景には、子どものアレルギーや発達障害、食材の安全性、保護者の経済的困窮、食品ロスなど現在の学校給食が抱える多くの問題が指摘されています。また、有機学校給食によって地域に有機農業を広める効果があることが報告されています。実際、有機学校給食はヨーロッパ、アメリカ、韓国、ブラジルなど世界中で広がっています。
そこで、日本有機農業学会では、有機学校給食の実現に向けた議論を盛り上げるために公開シンポジウムを開催いたします。今回は有機学校給食を導入することのメリットと導入の課題を中心に検討します。
ヨーロッパ(EU)を中心に世界の有機学校給食の状況、有機学校給食に取り組んでいる全国の自治体の動向、先進地の愛媛県今治市と千葉県いすみ市の報告があります。以上の報告を受けて、有機学校給食の可能性と課題を議論します。参加費は無料です。会員はもちろん非会員の方もご参加いただけます。関心ある多くの方のご参加をお待ちしています。

日時:2021年6月27日(日) 13:30~16:30
開催方式:Zoomによるオンライン方式(後日、録画をYouTubeで公開予定)
プログラム
13:30~13:35 開会あいさつ                       司会:靏理恵子(専修大学教授)
13:35~13:50 シンポジウムの目的         谷口吉光(秋田県立大学教授)
13:50~14:15 報告①「有機給食と公共調達をめぐる世界の潮流:EUを中心として」

関根佳恵(愛知学院大学准教授)
14:15~14:40 報告②「全国の自治体の取り組み」 吉野隆子(全国有機農業推進協議会理事)
・真貝理香(総合地球環境学研究所外来研究員)
14:40~14:50 休憩
14:50~15:10 報告③「愛媛県今治市の取り組み」  安井孝(NPO法人 愛媛県有機農業研究会理事長)
15:10~15:30 報告④「千葉県いすみ市の取り組み」  鮫田晋(千葉県いすみ市農林課農政班主査)
15:30~16:20 総合討論
16:25~16:30       閉会あいさつ            金子信博(福島大学教授)

対象・人数:会員・非会員(先着500人まで)
参加料:無料
申し込み方法:事務局の負担を軽減するために、今回Peatix(ピーテックス)を使って事前に申し込んでいただきます。次のURLからアクセスして下さい(https://jsoas2021yukikyushoku.peatix.com)。ログインの際にメールアドレスとパスワードの入力が必要となります。Zoom情報などは後日送られます。また、当日の報告資料は事前に ダウンロードできるように致します。
メディア対応:終了後、メディア関係者から希望があれば取材を受ける。

 

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❏“有機農業”の窓 / 有機農業参入促進協議会:「土づくりと新規就農への道を考える」オンラインセミナーのお知らせ

オンライン方式(Zoom)で公開セミナー開催します。https://yuki-hajimeru.net/?p=14606
今回は、土づくりと新規就農者が留意しなければならない点をとりあげ、有機農業で新規就農しようとする方が心がけなければならない点を共有しながら、就農時の栽培レベルの向上を目指します。
もちろん、すでに実施している方にとっても、有益な情報です。ぜひ、ご参加ください。
都道府県、有機農業推進団体など、パブリックビューイング会場の開設をご希望される団体は、下記事務局までご連絡ください。
5月下旬より参加申込を受け付ける予定です。

開催日
2021年8月5日(木)13時30分から16時30分まで
会場
有機農業参入促進協議会事務局を主会場としたオンラインセミナー
住所: 東京都千代田区外神田6-5-12 偕楽ビル(新末広)3階 株式会社マルタ内
参加料金
2,000円
【参集範囲】
有機農業実践者、新規就農を検討されている者、試験研究者、普及員・行政担当者、JAなど農業関連団体関係者50名程度
主催
NPO法人有機農業参入促進協議会
問い合わせ先
NPO法人有機農業参入促進協議会 担当:藤田正雄、石川 晃
〒101-002東京都千代田区外神田6-5-12 偕楽ビル(新末広)3階 株式会社マルタ内
TEL:050-5362-1815
E-mail:office◆yuki-hajimeru.net
※E-mailアドレスは”◆”を”@”に変換してください。
日程
受付 (13:00~13:30)
開会あいさつ
基調講演
「土づくりと堆肥の微生物」染谷 孝(佐賀大学招聘教授)
事例発表
「広い視野から農業を~メインプレイヤーは作物、慣行農業に学ぶ、畑の外に出る~」川﨑 亮太(HATAKEYA)
「有畜複合経営による土づくりと多品目周年栽培」魚住 道郎(魚住農園)
質疑応答
閉会(16:30)
※演題の一部は仮題です。講師など内容は変更になる場合があります(文中敬称略)。

 

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❏“有機農業”の窓 / ムーンショット型農林水産研究開発事業:『土壌微生物叢アトラスに基づいた環境制御による循環型協生農業プラットフォーム構築』キックオフシンポジウムのお知らせ

プロジェクトの目的
ムーンショット目標 5 である「2050 年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出」の達成に向け、研究がスタートしました。
その中で「2050 年までに、微生物や昆虫等の生物機能をフル活用し、完全資源循環型の食料生産システムを開発する」に資する研究として、早稲田大学の竹山春子氏をプロジェクトマネージャーとして「土壌微生物叢アトラスに基づいた環境制御による循環型協生農業プラットフォーム構築」が採択されました。
土壌微生物叢アトラス、作物、環境制御・測定、栽培マネジメント、社会科学の5つのサブグループにより研究体制を構築し、化学肥料・農薬を極力削減する循環型協生農業を可能とする「循環型協生農業プラットフォーム」を構築します。このプラットフォームを基礎として、未来型の農業土壌のマネジメントにより食糧生産の新しいイノベーションを目指します。
日時:2021 年 5 月 22 日(土)13:00-16:30
会場:早稲⽥⼤学リサーチイノベーションセンター コンファレンスルームからオンライン配信
主催:
ムーンショット型農林⽔産研究開発事業「循環型協生農業プラットフォームコンソーシアム」
共催:
⽣物系特定産業技術研究⽀援センター
早稲田大学 規範科学総合研究所
早稲⽥⼤学 グローバル科学知融合研究所
早稲⽥⼤学 先進生命動態研究所
協力:
ムーンショット型農林⽔産研究開発事業「昆虫利用型食料生産コンソーシアム」
申込先: 下記フォームからの申込受付後、zoom URL をお送りいたします。
https://docs.google.com/forms/d/1yxtqKFVch8ApgBdlwCf68hwpFtTwgGBdnROukTe9MLw/edit
問合せ先:
MS 循環型協生農業プラットフォームコンソーシアム事務局Email: moonshot5@list.waseda.jp
申込締切:2021 年 5 月 21 日(金)12:00
【プログラム】
・開会挨拶:
千葉 ⼀裕(プログラムディレクター/東京農⼯⼤学 学⻑)
・来賓挨拶
鈴木 馨祐 (衆議院議員/国際連合食糧農業機関(FAO)議員連盟 事務局長)
農業水産技術会議(折衝中)
Tom Kuczynski (駐日欧州連合代表部 科学技術アドバイザー)
・挨拶
沖 和尚 (⽣物系特定産業技術研究⽀援センター 所⻑)
・プロジェクトの説明
竹山 春子(プロジェクトマネージャー/早稲田大学 教授)
・代表機関および共同研究機関の代表挨拶
笠原 博徳 (早稲田大学・副総長)
直井 勝彦 (東京農工大学副学長・理事)
小安 重夫(理化学研究所・理事)
・研究紹介(サブグループ代表から)
竹山 春子(早稲田大学):
サブグループ1−1 土壌環境‐マイクロバイオーム真相相互関係解析チーム
田中 剛(東京農工大学):
サブグループ1−2 土壌ミネラル循環システム開発チーム
松井 南(理研環境資源科学研究センター):
サブグループ 2 作物グループ
和田 智之(理研光量子工学研究センター):
サブグループ 3 環境制御・測定グループ
市橋 泰範(理研バイオリソース研究センター):
サブグループ 5 栽培マネジメントグループ
下川 哲(早稲田大学政治経済学術院):
サブグループ 4 社会科学グルーブ・パネルディスカッション:
モデレーター 濱田 隆徳(目標 5 アドバイザー)
パネラー:
鈴木 馨祐(衆議院議員/国際連合食糧農業機関(FAO)議員連盟 事務局長)
有馬 暁澄 (Beyond Next Ventures 株式会社)
千葉 ⼀裕(プログラムディレクター/東京農⼯⼤学 学⻑)
齋藤 雅典(目標 5 アドバイザー)
竹山 春子(プロジェクトマネージャー/早稲田大学 教授)
朝日 透(早稲田大学 教授)
・閉会の辞

 

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❏“有機農業”の窓 / people21・武谷三男史料研究会・ゲノム問題検討会議・DNA問題研究会:「福島県の漁業の復興と汚染水処理問題」シンポジウムのお知らせ

2011年3月11日の東日本大震災に伴って起こった福島第一原子力発電所事故は、大量の放射性物質を大気、土壌、海洋にふりまき、10年たった今もデブリを冷やすための注水に加え、建屋に流れ込む地下水や雨水のために高濃度の放射性汚染水が日々発生しています。政府は、地元漁業関係者をはじめとして、環境への放出を危惧する多くの人々の猛反対を無視し、再処理して希釈した上で海洋放出させることを、2021年4月13日に閣議決定してしまいました。
震災から10年、福島の生産者および流通・観光業関係者は、これまで食の安全と信頼を回復し、風評被害から立ち直るため、涙ぐましい努力を続けてきました。東電、政府はまたも原発事故後の課題を矮小化して国民が真剣に考える公論の場を作らせず、また地元福島に追加の被害を強いながら異論を封じています。
この今回のトリチウム海洋放出問題について、その危険性や信頼性についての数々の懸念と、福島原発事故からの農林水産業の復興の現状と今後について理解を深めるため、事故後の復興に関わってこられた方々とのシンポジウムが企画されました。
河田昌東さんは分子生物学者である一方で福島の空間線量を計測し続け、また南相馬市の「菜の花・なたね油プロジェクト」の支援も続けておられます。海洋放出すると言われる汚染水の処理水に含まれるトリチウム水(HTO)は、水(H2O)と変わらない分子構造をしているため容易に体内の組織に取り込まれます。河田さんには、人体を内部被ばくにさらすトリチウムを長期間大量放出することの危険性と分離・管理していく必要性についてお話しいただきます。
福島大学農学群食農学類の准教授の林薫平さんは、福島県地域漁業復興協議会に属して福島の水産物の販売の促進や6次化(1次・2次・3次それぞれの産業を融合すること)に向けて取り組んでいらっしゃいます。汚染水・処理水の問題について地元漁業者が直面している悩みや今後の全国の市民による支援の課題(廃棄物を福島に押し付けることに慣れっこにならないことなど)についてお話しいただきます。
福島県郡山市在住の八巻俊憲さん(武谷三男史料研究会会員、元福島県立田村高校理科教員)は技術論からみても政府の打ち出した施策は妥当性がないと指摘しています。司会もかねて問題提起をしていただきます。

福島県民が置かれている現状を多くの方に知って頂くため、シンポジウムの様子は、YouTubeでも発信し、多くの人びとに共有していただく予定です。

開催日時: 2021年5月30日(日)13時~15時   参加受付開始12時30分より
テーマ  : 福島県の漁業の復興と汚染水処理問題
司 会  : 八巻俊憲さん(武谷三男史料研究会会員、元福島県立田村高校理科教員)
講 師  : 河田昌東さん(分子生物学者、NPO法人チェルノブイリ救援・中部 理事)
◎トリチウムを管理する必要性
講 師  : 林 薫平さん (福島大学農学群食農学類准教授)
◎福島県の水産業の復興の現状から全国の市民に問いたいこと
参加費  : 無 料
予約方法: 参加は事前予約とします。(予約受付は、即日から5月26日まで)
予約は名前(ふりがな必須)、連絡先(E-mail必須)、職種・団体(任意)を明記の上、E-mail:jreikochan@yahoo.co.jp  神野玲子へ申し込みください  こちらからもお申し込みできます。
*連絡先のE-mailアドレスを誤ると参加案内が送れませんのでご注意を!
問い合わせ先: E-mail :jreikochan@yahoo.co.jp またはこちらから携帯電話:090-2669-0413 神野玲子
主 催  : people21、武谷三男史料研究会、ゲノム問題検討会議、DNA問題研究会
協 賛  : 現代技術史研究会M分科会

 

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❖発 行:日本有機農業学会
❖事務局:千葉商科大学 人間社会学部 小口広太研究室内
〒272-8512 千葉県市川市国府台1-3-1研究館R410
E-mail yuki_gakkai [アットマーク] yuki-gakkai.com
❖編集・送信:小口広太(事務局長)

メールアドレス・住所・所属など個人情報の変更、メールマガジンへの情報掲載のご依頼(毎月10日締切)、その他お問い合わせは、上記までメールでご連絡ください。

❖年会費の振込先:郵便振替口座/00930-5-155607 加入者名/日本有機農業学会